【No.7】朝一番の「習慣」が人生を変える 高井伸夫著
最近、平日は5時起きの生活を心がけている。先週の水曜日から1週間が経とうとしているが、多少の前後はあるにせよ、概ね達成できているといってもよいのではないだろうか。
ちなみに、起床から始業までの基本的なスケジュールはこんな具合だ。
0500-0530 今日のTodo確認・ゼロ秒思考
0530-0730 仕事(オンライン研修を受けたり読書をしたり)
0730-0800 朝食
0800-0900 筋トレ・瞑想・準備
特に筋トレと瞑想は、朝やると一日過ごすうえでの気持ちよさが格段に違う。こちらもそのうち記事を書いてみたい。
今回紹介する本は、こうした朝の習慣のブラッシュアップ、ならびにより良い朝を迎えるためのアフター5の過ごし方に気を配りたくて手を取った。
とても学びが多い内容だったし、なにより古希を迎えてもなお、第一線で働き続ける著者の働き方に感動した。自分も70歳、80歳を超えても、社会に価値をもたらす社会人でありたいと感じている。
本書を読んでひとつ学びになったのが、読書や芸術鑑賞も、立派な勉強であり仕事につながるものである、ということだ。何かを学ぶ上で媒体は関係ない。本だって映画だって、学ぶ気持ちさえあれば勉強材料になるのだ。大切なのは、一つ一つの行動に目的を持ち、成長する意欲を持ち続けることなのだと思う。
著者は「管理職は年3600時間働きなさい」と述べているが、以上の考え方を解釈すれば、僕にもこの時間は達成できそうだ。一週間で考えると、休日1日、一日10時間働く計算になる。本を読む時間だって働くようなものと思えば、それほど苦しい目標じゃない。
とはいえ「学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し」である。座学に終始するだけでなく、人とのつながりも重視しながら、日々成長できる毎日を過ごしていきたい。
より良い時間管理を目指して、「その日の仕事は18時までには終わらせる」ことを、これからのアクションとして定めることにした。頑張ります。
他にも早起きできるようになるための「3連勝メソッド」など、朝型人間になりたい人にはおすすめの書籍です。