ポジティブ心理学とは何か
昨日紹介したこちらの本。
そして、以前に受講したVIAテスト。
これらはどちらも「ポジティブ心理学」を起点とするメディアでして。僕も上司のすすめでこれらの本やテストを試してみましたが、内容はもちろん学問自体がとても面白そうだと感じたので、色々調べてみて、記事にすることにしました。
今日は、そもそも「ポジティブ心理学」とは何なのか?ということについてお話していきます。
ポジティブ心理学の創設者であるマーティン・セリグマン氏のTEDスポーチがとても分かりやすいです。
20世紀の心理学は、いわゆる病理モデルのもとで発展してきました。つまり、心理学を病気や疾患に苦しむ人の状態を改善させていくためのものとして設定し、研究を進めてきたわけです。おかげで今では様々な精神疾患について、区別や解決のためのアプローチをとることができるようになりました。
一方で、病理モデルのもとでの心理学は大きく分けて3つの弊害をもたらしたとセリグマン氏は考えます。
- 「困難は外的なものでどうにもならない」という風土を作り上げた
- 一般的な人々にフォーカスしていない学問となった
- 心理学は「困難に直面している人、回復が必要な人のために必要なもの」という認識になり、人々の生活をより良くするためのものとして捉えられなくなった
要は心理学という学問自体に、どちらかというとネガティブなイメージがあったわけです。僕自身も少し前までは、心理学をマインドコントロールとかメンタリズムとかみたいな、怪しげなものと結びつけていた気がします。
こうした状況に疑問を呈したのがセリグマン氏らが創始したポジティブ心理学です。悪い状況を元に戻すだけでなく、人が強みや長所を生かしながら、より充実した、「幸せ」な人生を過ごすためにどうすべきかという視点から、研究に取り組もうとしたのです。
そのための「幸福優位」であり、強みを認識するためのVIAテストというわけですな。キリが良いので今日はこのへんで!明日からもお仕事楽しんでいきましょう。
【No.10】「幸福優位 7つの法則」ショーン・エイカー
ここ最近、週末の過ごし方が上手くなってきた感覚があります。適度に休息をとりつつ、趣味の時間も楽しみつつと、5月に入ってからは自分なりのリズムが固まってきました。ダラダラしている時間もないことはないはずなのですが、一日の終わりに感じる「今日もムダな一日を過ごしてしまった…」といった感覚もありません。これはうまく過ごせてきたんじゃない?と、勝手にテンションが上がっています。(笑)
本日は読書Dayとのことで、上司の方から薦められたこちらの本を読みふけっていました。「300ページの本を一日で読めるようになったか…」と、ちょっとした成長が感じられたのも嬉しいポイントでした。
本書は、ポジティブ心理学の大家、ショーン・エイカーによって書かれたもの。自分は幸せだと思えることが「幸福優位性」を保ち、仕事や人間関係に好影響をもたらすことにつながると筆者は述べており、それを実現するための7つのTipsが、本書では展開されています。
「成功したから幸せになるのではなく、幸せだから成功するのだ」というのが著者の主張です。つまり「社会的地位やお金のために、寝る間も惜しまずに働くことが成功の鍵であり、幸せとなる方法だ」と考えるのではなく、まず自分の置かれた状況、身の回りの環境に感謝し、ポジティブに考えられることこそ、成功の第一歩だというのです。
誰もが幸せになることを望んでいますし、最初からそれができるのはhappyだし、おまけに成功にも近づくなんて、願ったりかなったりですよね。
ただ、同時にこうした考えにむずがゆさを感じてしまうところもあるんですよね。どうしても成功の裏には弛まぬ努力や苦労があり、そこに幸福が入る余地はないと考えてしまう自分がいます。こう考えるのも、今までのバックグラウンドが影響しているのだろうなあ。「苦しんでこそ成功をつかみ取れる」と考える思考のクセを矯正していく必要があるなと感じます。
なので、本書で出てきた用語や概念を、今後のブログで自分なりにまとめていこうかなと考えています。人に説明するための良い練習にもなるしね。自分の経験も交えながら、なるべく簡潔に分かりやすくするが目標です。頑張ります!
たしかな成長と反省を感じつつ
今週もおしまい!
とのことで、週末は集中して本を読む日にしたいもんです。3月に整理したものの、また読みたい本が増えてきました。
今日はいつもとは違う形式で研修をしたのですが、関わる人が違うだけで色々な発見がありますね。以前よりも少しだけ人の良いところを見つけられるようになった自分、コミュニケーションに工夫を加えようと試行錯誤できた自分の姿があったと確信しています。
対して、自分の言語化能力にはまだまだ改善の余地があります。普段の会話しかり、日々の内省しかり、言葉にする習慣が少々途切れがちなので、ここらでひとつネジを入れ直したいものです。
ともあれ、今日もいい一日でしたし今週もとても学びがありました。習った内容をまとめないとパンクしそうですね。週末はゆる〜く勉強しつつ本も読みつつ、しっかり休養したいと思います。
久々のベストショット
頭の整理がてら出向いた散歩中に。
朝焼けや夕暮れはどうしても赤色のイメージがつきまとうものですが、青色の日暮れもこんなにいいものなんだと、少々感動しました。
緊急事態宣言も解除され、そろそろ自分も故郷を離れるタイミングがくるかなあ。
今のうちに、生まれ育った土地の景色を焼き付けておこうと思います。
人の生き死にを考えた一日
やー。
今日は親父の誕生日でして、一方で、僕の大事な人らに悲しい出来事が降りかかったりもして、嬉しいような悲しいような、そんな複雑な心境を抱いたまま一日を終えようとしています。
以前に読んだ本の影響もあり、人の生き死にについて、最近よく考えます。自分の人生をどう歩むべきか。死にゆく人に対して自分はどう接していくべきか。自分が大切な人が亡くなったとき、その事実を自分はどう受け止めていくべきか。当然ながらなかなか腑に落ちる答えは見つかりません。
僕はまだ身近な人がなくなるという経験をほとんどしたことがないので、想像の範疇でしかありませんが、いずれの出来事も前向きに捉えていく必要があるのかなあと思います。
そもそも、人ってどうして生きるんでしょうね。
悩みは尽きませんな。
家サウナにハマっています#おうち時間
こんばんは。
本日も朝5時に起床。良いスタートダッシュが切れた気がします。
はてなブログの執筆画面に、お題の候補を表示してくれる欄があるのを最近発見しました。今日はそこからお題をいただいて「おうち時間」について書かせていただきます。
僕のマイブームは家サウナです。もともと温泉に行くのが好きで、大学生のころは足しげく近くの銭湯に通っていました。
サウナの魅力を知ったのは年が明けてからかな。あつい部屋でじいっと座ったまま、頭の中でいろいろと考えを巡らせるのが好きなんです。スマホも持ち込めないから余計なものも目に入りませんしね。言わずもがな、暑さを我慢した後の水風呂も最高です。
沼にハマりかけていた矢先に外出自粛生活に突入したものですから、温泉やサウナを楽しめないことは僕にとって結構なストレスでした。どうにかならんものかと考えた結果「温度差さえあれば、家の風呂でもサウナは実現できるのではないか?」と考えまして、家サウナをやってみようと思い立ったわけです。
早速始めてみたところ、これが超いいんですよ。
やり方は簡単です。
1.熱めの湯(41~42度くらい)に5分つかる
2.冷水シャワーを1分浴びる
3.窓を開けて1分ほど外気にあたる
僕の場合、以上の工程を合計3セットやります。のぼせる可能性があるので、風呂場に水を持ち込んでおくことをお勧めします。
家サウナ中ももちろん最高ですが、個人的には3セットを終えて風呂を出たあと、夜風にあたりながらダラーっとする時間が至高です。全身の力がグーっと抜けた感覚がなんともいえないほどに最高なので、そちらをぜひ体感していただきたいです。
今日は家サウナ後にこの記事を書いていますが、正直、今すぐにでも寝てしましたい。(笑)本日もしっかりととのいました。明日からも頑張れそうです。
みなさんも、新たな「#おうち時間」に家サウナはいかがでしょう?
ぜひ試してみてくださいね。