強みの診断ツール「VIA-IS」を受けてみた
ポジティブ心理学という学問がある。名前の通り、より良い生き方をするために、あるいは幸せな人生を送るためにはどうすべきかを研究する、心理学の一分野だ。
ポジティヴ心理学上の研究で、幸せな人と不幸な人の違いを調べたところ、成功した人は必ずしも幸せでない一方、「自分の強みを見つけ、活用した人」は、成功も幸せも掴みやすい傾向にあるらしい。
そうした経緯もあってか、ポジティブ心理学の第一人者であるクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が中心になり作成されたのが、今回受けた「VIA-IS(Values in Action Inventory of Strength)」である。VIA-ISでは、120問を受けてみるだけで自分を特徴づける5つの資質を明らかにすることができる。
こうした自身の「強み」を明らかにするツールとして「ストレングスファインダー」もあるが、こちらで判明する資質のほうがどちらかというと”how”寄りだ。VIA-ISの方は”Being”というべきか、よりその人自身の在り方、価値観を示すような素質があるように感じる。
というわけで、診断結果が以下である。
せっかくなのでストレングスファインダーの結果も並べてみよう。
【VIA-IS】
1.創造性
2.好奇心
3.親切心
4.愛情
【ストレングスファインダー】
1.着想
2.回復志向
3.内省
4.収集心
5.ポジティブ
こうしてみると両者にはどことなく似たところがあるなあ。
VIA-ISの「創造性」はストレングスファインダーでいうところの「着想」だろうし、「好奇心」は「収集心」につながるところもあるだろう。
ちなみに、VIA-ISの5つの項目に「愛情」が入る人は十中八九、親の教育によるものが大きいらしい。どうコメントすべきか分からないが、ひとまず親にはありがとうの気持ちを持っておこうと思う。
こうして資質として言われても、強みとは感じられないのが正直なところではあるが、実際にはどう生かしようがあるのか、本を読むなりして学習してみようと思う。
以下のリンクから無料で受講可能なので、気になった方はぜひ受けてみてください。
https://www.viacharacter.org/character-strengths