【No.4】「仕事ができるやつ」になる最短の道 安達祐哉著①

 社会人になってはや2週目を終えた。昨日今日はビデオもオフにしての参加だったので、あまり肩ひじを張らずに、流しながら研修を受けたような感じだ。それにしても、時が経つのはあっという間だ。来週には全体での研修も終わり、部署ごとの研修へと移行していく。コロナ騒ぎのさなかにも関わらず、研修は淡々と進んでいく。

 

 ここらでひとつ、研修で学んだ内容を復習したいのもあり、今回の本を読んだ。月間150万PVを誇るWebメディア「Books&Apps」編集長の安達氏によって、ビジネスパーソンが身に付けるべき仕事術や心構えが書かれている。仕事術やスキル習得に取り組むうえでのスパンで章が分けられているので、僕のような新入社員が今から取り組めること、あるいは長い時間をかえて取り組むべきことが分かりやすくいのが良い。今回は第1章の「今日からできること」、第2章の「一週間程度でできること」の内容をピックアップして紹介したい。

 

 まず、今日からできることは「決意」だ。仕事をする上でここには気を付けたい、この目標を達成したいなどとは、言うまでもなく誰もが今、この瞬間から宣言できる。大切なのは、それらの目標を言語化した時点で、自分の人生は変わり始めていると認識すること。小さな変化を捉え、習慣化やモチベーションの入り口にすることが重要である。さらにこの章で心に残ったのは『「やってみたい」は迷信、「やってみた」は科学』この言葉である。言わずもがな、なにごともまずはやってみることが重要だ。実際に手を動かして結果を得ることで、反省や次の行動を考えるうえでの材料を得ることができる。言い方を変えれば「やってみる」とはいわば実験の一動作にしかすぎず、そこでの失敗は大きな成功につながる第一歩であるというわけだ。改めて、行動することの大切さを実感する。

 

 第2章で参考になったのは仕事の受け方だ。仕事を受ける際は、以下の事項に留意しながら仕事を進めるのがよい。

 ①納期の確認 

 ②成果の共有(パワポで出すか?まずはメモ書でよいのか?等)

 ③タスクの分解

 ④難しいタスクから実行

 ⑤行き詰ったらすぐ相談

 ⑥説明責任を果たす

 ⑦ゼロから作るのではなく前例を探す

 ⑧人に頼る際は早めに

 個人的に重要と感じるのは②だ。仕事をする際は常に目的をもち、それに沿った決定、意思疎通を図っていくことが重要というのは、研修で何度も聞かされたことだ。目的に沿って行動する。シンプルだがこれが難しい。常に結果にコミットすることを目標に、これからの社会人生活を送っていきたい。

 

「仕事ができるやつ」になる最短の道

「仕事ができるやつ」になる最短の道

  • 作者:安達 裕哉
  • 発売日: 2015/07/30
  • メディア: 単行本