新型コロナウイルス蔓延の今思うこと

 今朝、Facebookで見かけた以下の投稿を掲載する。ニューヨークの病院の現場を見て、驚きを隠せなかった。

 

https://www.facebook.com/100000026903948/posts/3110408088970057/?d=n

 

 新型コロナウイルスの流行によって、イタリアやニューヨークのような医療崩壊とまではいかないまでも、日本は今なお薄氷の上にいるような状況だ。関西圏でも、大阪府が外出の自粛を発表しているものの、街をみる感じ、その効果はイマイチ感じられない。

 

 今回の事例に限った話ではないが、自分の身の回りのことにばかり注意を払う人が多いように感じる。もっと「社会」の視点から、マクロな視点から状況を捉え、行動できる人が増えて行かねばならないと思う。

 

 さらに、マクロな視点の欠如は「知性」の低下と密接な関係にあるというのが私の意見だ。知性とは「自分なりに考え、結論を導き出す能力」だと私は捉えているが、インターネットの広がりによって、現代にはあまりにも答えが溢れすぎている。問題に対して立ち止まり、自分の頭で考え抜こうと努力する習慣を、人々は忘れつつある。

 

 自分で考えようとする習慣があれば、巷に溢れるデマに惑わされず、事実の確認に努めようとするはずである。考えることをサボり、楽な方に流れようとする人が多すぎる。

 

 今回のコロナウイルスの一件は、私にとって、「社会」をつくる側の人間になりたいと思うきっかけになった。40年、50年先の日本の社会がより良くなるような仕事をする必要があるし、私もその一手を担いたい。

 そのためには何ができるか、まず何を目標にすべきか、最近よく考える。機会があればまた、文章として綴りたい。