自己肯定感について考えたこと
研修で話が出たので、今日は「自己肯定感」について考えてみる。
https://www.mukogawa-u.ac.jp/~edugrad/img/reaserch_result/ronsyu/ronsyu12/ronsyu12_06matsui.pdf
そもそも「自己肯定感」とはなにか。上記の論文に示された定義がなんとなく腑に落ちる。いわく、
①自分のことを肯定的に受け入れられているか
②自分の良いところも悪いところも含めて肯定的に受け入れられているか
③他者とのかかわりの中で自分を受け入れられているか
こうして言葉の定義から振り返ってみると、いかに自分が普段、いい加減に言葉を使っているかと痛感する。語源や語義には逐一こだわっていきたい。
話を戻そう。人生でのいわゆる成功を収めるために、自己肯定感は重要なカギを握るそうだが、僕自身の自己肯定感は高いと感じている。失敗したときも壁に直面したときも、苦しんだり悩んだりはするものの、心の奥底ではしっかりと前を向いている気がするからだ。
では、僕が自身の自己肯定感を高いと感じているのはいつからだろう。振り返ってみると、大学に入ってからだと思う。
特に大きかったのが海外に出ていた半年間で、その間に僕は色々な挑戦をした。その過程では、正直、失敗のほうが多かったし、結果として周囲の信頼も失ってしまった。
それでも、半年間の海外生活を終えるときには大きな達成感と充実感があったし、当時の経験が今の自分の価値観や、自己肯定感の高さに繋がっている気がするのだ。
失敗ばかりのなかで掴んだほんの少しの成功体験が、僕の自己肯定感を支えてくれているのかもしれない。
とはいえ、このまま過去の経験ばかりにしがみついているのもいい加減恥ずかしいので、今の状況でもやれることを日々少しづつ積み重ね、さらなる自己肯定感の高まりと成長に繋げていきたい。